真菌とはカビ菌の一種です。この菌が原因となって感染する水虫などの厄介な皮膚病は、なかなか完治させるのが難しいことで知られていますが、現在では画期的な抗真菌薬が開発・販売されていますので、治療にお悩みの方はぜひ使ってみてください。

かゆくないカビは抗真菌薬で治そう

感染症には、ウイルスによって引き起こされるものと、細菌が原因でおきるもの、そして真菌によって感染するものがあります。風邪やインフルエンザなどは、ウイルスによる感染症ですが、真菌はカビによって引き起こされる感染症で、おもな病名には、カンジダ感染症や白癬菌、アスペルギルスなどがあります。
真菌の特徴は、カビの胞子が増殖してゆっくり症状が進行していきます。カンジダなどの真菌は、通常常在菌と言って、体内に共存している菌で、健康な状態であれば感染することはありません。しかし、病気や体調不良などで免疫が下がっているときなど、普段感染しない菌に感染してしまうことがあります。これを日和見感染と呼びます。この真菌に感染しても、症状としてはかゆくないので、感染していることに気付かないこともあります。

では、真菌というかゆくないカビに感染した場合、どのように治療するのでしょうか?
真菌による感染症になった場合、治療薬として抗真菌剤が使用されます。抗真菌剤は、感染した場所や症状によって使用される薬が異なります。主に飲み薬や外用薬が使われることが多いです。抗真菌薬は、病院にかかれば処方してくれます。また白癬菌は、いわゆる水虫のことで、市販でも塗り薬の外用薬が販売されています。白癬菌の場合、爪にできる爪水虫は、飲み薬でないと完治しないため病院での治療が必要になります。
カンジダ菌は、病院で治療をするか市販でも薬は手に入ります。ただし、真菌の場合、症状がかゆくないなどの無症状の場合が多いので、はっきり病名をあきらかにするためにも、病院で診てもらった方が確実と言えるでしょう。
また、真菌は一度感染すると再発がしやすくなると言われています。そのためにも、感染したらきちんと完治させておくことが大切です。